オーヤマくんこと、アイリスオーヤマのコンベクションオーブンを導入して、早4ヵ月が過ぎました。
焼き色を見ながら、こまめな天板の入れ替えや温度調節などが必要ですが、慣れれば問題ありません。庫内が小さいので、長さのあるパンは焼けないものの、食パンでもカンパーニュでも焼けることが判りました。
しかしながら、付属の天板が1枚、焼き網が1枚ということで、もっとたくさん焼きたくて2段で焼くには、焼き網を使うかオプションの天板を購入する必要があります。
こちらで購入できるのですが、
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ならば、いっそのこと天板の代わりに銅板を買って焼き網に乗せてみたらどうか?と思ったわけです。早速、アマゾンさんで検索すると、良さそうなサイズがありました。
厚さを0.8㎜にしようか、1.0㎜にしようか迷いましたが、蓄熱効果も狙って、厚い方にしました。
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天板との差額は283円です。これぐらいの差額なら、銅板を購入しても遜色ないか、あるいは銅板の効果が得られるので、プラスかも。また、天板のデッドスペースが銅板にはないので、少し広く使えるのも嬉しいところです。
しかし、そのまま使うには、若干大きい訳で、切るか曲げるかしなければ庫内に入りません。1.0㎜はさすがに曲げることができず…。
打ち出しの鍋のようにハンマーでたたけば加工は可能かもしれませんが、肝心な部分がたわんだり、上手く曲げられないというリスクは避けたいので、金属用のノコギリで切断することにしました。
のんびりやって、1枚30分かからない程度。うちにはオーヤマくんが2台いるので、2枚で1時間程度かかりましたが、なんとか切れました。もっと薄いのであれば、金切りばさみでも切れるでしょうし、曲げるのも簡単だと思います。蓄熱ということを考えなければ、それもアリかもしれません。
1㎜の厚さなので、そのまま天板として使用できそうですが、庫内壁が傷つくことが考えられたので、焼き網に乗せる方式にしましたが、両サイドを上手く曲げ加工ができれば、そのまま使えるかもしれませんね。
実際に入れてみて使用感を確認するため、試作中のソフトフランス生地で試し焼きをしてみました。
銅板を焼き網に乗せて予熱完了。生地を庫内に投入しました…が、1個転がってしまった模様。とりあえず、無視して先に進めます。
オーヤマくんの場合、上下段で焼くと上下の天板を入れ替える必要があるので、焼き加減を見ながら入れ替えたのですが、その時事件発生!
あろうことか、焼き網に乗せていただけだった銅板が、ガッタンと中央のレールが途切れたところから滑り落ちてしまいました。もちろん、生地もろともオーブン底に落下し、焼き固まっていない生地は変形することに。
幸い、さっき転がったほうの生地だったため、2個の生地が殉職されたたものの、残り2個についてはセーフ。一時庫内から出してオーブンの外に置いていた割には、無難な焼き上がりになりました。トラブルはあったものの、試作についても少し調整したらOKな感じになりました。
銅板の効果については、まだまだ検証する必要がありますが、普通の天板に比べて生地の立ち上がりが良いように感じます。熱伝導が良いという銅の性質が作用しているためでしょう。特に2段で焼いた場合、上段の下火が効かない状況では、上段に銅板、下段に普通の天板を使用することは有効かもしれません。
ただし、銅板を上手く固定する必要がありそうです。ドリルで穴をあけて、ステンレスか銅の針金で固定する方が良さそうです。分離した状態で使用するのは、落下の危険性もあり、あまりお奨めできません。
追記:改良した結果はこちらに↓
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