Oisixも今回で3日目となりましたが、肉だけでなく魚の献立もあります。魚はどうやら全て”骨なし魚”のようで、今回届いたものも「黄金がれい」で、骨なしでした。
Day3献立
- 香ばしカレイの焼きねぎのせ(黄金ガレイ、フリルレタス、ミニトマト、長ネギ)
- かぼっコリーのポテサラ(かぼっコリー、じゃがいも)
- ほくほくレンコンの水煮(れんこん)
前日に引き続き、じゃがいもとレンコンのデンプンの多いタッグを使ったレシピとなります。前日のレンコンの炒め物は、レンコンの皮をむかなかったのに、この日のレシピは皮をむく、なんだか統一感がありません。むしろ、煮物の皮はついていても良いけど、炒め物の方はシャキシャキ感が残るぐらいだったので、ない方が良かったのかも。
栄養について
例の如く、栄養価を計算してみますが、やはりこれだけで完璧というわけではありません。
しかも、魚を食べたからと言って、n-3系のEPAやDHAがたくさん摂れるわけではなく、カレイのように脂の少ない(黄金ガレイは比較的多い方ですが)魚については、これらの脂肪酸は少ない魚種になります。
EPAやDHAは高度不飽和脂肪酸と言われるもので、脂肪酸なだけに脂質の中に含まれています。ですから、必然的に脂の乗っているマグロのトロやブリ、サンマ、イワシなどに多く含まれています。しかし、同じマグロでも赤身には少なく、キハダマグロやビンチョウマグロには少ないのです。もちろん、季節や個体によっても異なり、秋の脂の乗っているサンマには多いですが、冬の伊豆から紀伊半島で漁獲されるようなサンマには、脂が乗っていないので少なくなります。カツオも同様に、上りガツオには脂が少なく、下りガツオには脂が少なくなります。
さて、この日もこれだけでは、わが家的には野菜が不足しているので、小松菜の味噌汁(酒粕入り)を追加しました。
すると栄養価の方も変化が…
カルシウムや鉄、ビタミンA、B群の改善が見られ、かなり良くなりました。完璧とまではいかないまでも、かなり円に近くなりました。
作ってみた印象
やはり、ジャガイモとレンコンが2日連続でやってくるのは、ちょっとメニュー的には厳しい感じがします。どうせなら、1日置きにしても良いものですが、それは個人の判断になるのでしょうか。
そして、未だに骨なしの魚に違和感を覚えてしまいます。加工場でウロコや内臓を除去した後、三枚におろされて、小骨を取ります。ここまでで良いのですが、あえて今回のカレイのように合体させる必要があるのかな?
加工場では、これを全て人力(3枚おろしは一部機械で行うことも)で行うわけで、人件費の安い東南アジアで行われているのでしょう。しかも、骨が入っていないかX線で確認する徹底ぶりなのですが、残っていたらロスになるのでしょうか?「ちょっと骨がある魚」としては売れないでしょうし、もう一度骨を探し出して取り除く方が、かなりの労力と手間でしょうね。
魚の骨は規則正しく並んでいますし、法則さえわかれば取り除くことも簡単です。なにより箸使いの練習になります。例え、骨が口に入ってしまっても、慣れれば骨だけ取り出すことも可能です。そうして、経験を積めば美味しい魚が食べられるわけです。骨なし魚のように、手を加えれば加えるほど、美味しさからは遠く離れてしまうような気がしてなりません。
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